2020/04/03
お灸のセミナーに初めて参加してきました。
鍼灸師といえども、「はり」「きゅう」のどちらを多く施術として使っているかといえば
圧倒的に「はり」だと思います。私もその一人です。
でも以前から思っていました。
お灸って影の存在ながら、その力は大きくて、大きな顔などせず無言で力を感じさせる!!
見せつけるんではないですよ。こちらが す・ご・い!!!と感じてしまうんです。
地味だけど、すごい存在だと思っておりました。
お灸には、いくつか種類があります。箱灸・棒灸・台座灸・・・
鍼灸師がやるお灸は、透熱灸と八分灸があります。
透熱灸とは、作ったお灸のをすべて燃やし尽くすもの・・・
八分灸とは、作ったお灸の八分目まで燃やし止めるもの・・・
八分灸が、関西ではよく使われるのでないかと思います。
私も、28年八分灸で施術をしてきました。
やはり体感するのが1番なので、今回はモデルにならせていただきました。
しかも透熱灸の・・・
でも私、結構お灸好きなんです。しかも、チカッと来るくらいのやつが!!!
鍼灸師も、透熱灸は熱いと思っています。やってほしくないと思っています。
今回のお灸は、私の圧痛点をしっかり見つけて行い、先生の腕もいいので
なんとも❤なんとも❤気持ちのいいお灸でした。
お灸は小さなものです。見えますか???
ここ ?????? 押さえられて1番痛みが強かったんです。
ほかの部位より赤いでしょ。指を根元まで入れたのかと思うほど痛かった。
何度かやるのですが、熱さを緩和させるため、専用の竹筒で抑えたり
指で皮膚を引っ張ってくださったりしていました。
私の場合、そんなことしてくれなくてもいい感じの温度に感じました。
重ねてやってくださいましたが、1壮だけすえるのもいいそうです。
8分灸では5壮くらい1つのツボにやっていたので時間がかかりましたが
1壮だけで効果が出るならいいことだらけです。
実際に患者さんにやってあげると、初めは熱く感じるようですが
やはり気持ちよくなり症状も軽くなるので喜んでいただけました。
やっぱりお灸 すごいです!!!