2019/12/16
前回「命門」というツボをご紹介しました。
命門は、いのちの門というくらいですから
身体に取って、とても重要なのではないかということは想像つきますよね(^^♪
では今日は、それにあと2つ加えて
更にパワーアップさせるツボをご紹介します。
「腎兪」と「志室」
腎兪は、命門から 親指の幅1本と半分 外側へ行ったところにあります。
志室は、腎兪から 親指の幅1本と半分 外側に行ったところにあります。
「命門」 「腎兪」 「志室」
両方の腰骨をつないだ線を 「ヤコビー線」といいますが
そのヤコビー線より少し上になります。
腰骨の上に親指と人差し指を開いた状態で置き親指を伸ばすと
ちょうど「腎兪」辺りにきます。
背骨の横に縦長に伸びている「脊柱起立筋」の真ん中くらいの位置です。
押すと、とっても気持ちいいところ
「志室」は、その指を少し外側にずらしたところ。
「命門」はいのちの門で中心。「腎兪」は腰の要のツボ 人体の中心である腰のツボです。
「志室」は「志」を蔵するところとされ、「腎兪」を支え補うツボです。
「腎兪」の効果を横にいて発揮させてくれるツボなのです。
東洋医学で五臓六腑といいますが、体にある5つの臓って何かわかりますか?
心臓・・・腎臓・・・肝臓・・・とここまでは、皆さんスラスラ出てきます。
脾臓・・・そうです。脾臓です。でも西洋医学の脾臓と東洋医学の脾臓の考えは違うんです。
そして最後!!!なんだと思います?
もうこれ以上「臓」の付く内臓はないような・・・
実は「肺臓」なんです(^_-)-☆
話が横にずれましたが、東洋医学の考えの中心にくるのが 五臓六腑のうち「五臓」です。
五臓の中で、先天のエネルギーが収まっているのが「腎」とされています。
「腎兪」には、名前に 腎 が入っていっています。
いのちの門の隣で、五臓の中心の「腎」のパワーを強くできるツボ。
だから、「命門」「腎兪」「志室」の三点セットは
身体の根源を元気にしてくれるセットなのです。
仕事で残業がつづいた・・・
最近、寝ても食べても、遊んでも疲れが取れない・・・
腰に力が入らない・・・
冷えが強くなってきた・・・ なんて症状はありませんか?
そんなときに、ほっとするお灸をされてみてはいかがでしょう?
現在は「お灸女子」などの言葉であり身近なものとなりました。
温度が低くて、じっくりほっこり温めてくれるお灸もあります。
更に香り付き!!!(緑茶・はな・香木・くだもの)
お風呂に入って、少し落ち着いたらやると、ほっこりさが増し効果抜群です。
このお灸ならやけどの心配もありません。
でもごめんなさい。3点セットには自分でお灸は危険です。
その時には、タオルを丸めていれ、その上に湯たんぽなどを置き温めるといいですね(^_-)-☆